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死ぬ程洒落にならない怖い話『夢』

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11: ベア 2021/07/29(木) 18:40:15.32 ID:3KOohwPW0


9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/02(水) 07:03
私は、夢をみていました。
昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢をみているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。
何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。
ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
すると急に駅に精気の無い男性の声でアナウンスが流れました。
それは「まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」
と意味不明なものでした。まもなく駅に電車が入ってきました。
それは電車というより、よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。

私はどうも変な夢だなと思いつつも、自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。
本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、自由に夢から覚める事が出来ました。

12: ベア 2021/07/29(木) 18:40:30.19 ID:3KOohwPW0

12 名前:まだつづくぞ! 投稿日:2000/08/02(水) 07:09
私は電車の後ろから3番目の席に座りました。辺りには生温かい空気が流れていて、
本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。 「 出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。これから何が起こるのだろうと私は不安と期待でどきどきしていました。電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りました。紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。

私は思いました。このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、スリラーカーの景色だ。
この電車だってお猿さん電車だし結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけでちっとも恐くなんかないな。)

とその時、またアナウンスが流れました。「 次は活けづくり~活けづくりです。」
活けづくり?魚の?などと考えていると、急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
 振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男性の周りに四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。
よく見ると、男性は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様になっていました。
 強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で男性は悲鳴をあげつづけました。
男性の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています。


13: ベア 2021/07/29(木) 18:40:45.37 ID:3KOohwPW0

私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女が座っていましたが、女はすぐ後で大騒ぎしてい るのに黙って前をを向いたまま気にもとめていない様子でした。 私はさすがに、想像を超える展開に驚き、本当にこれは夢なのかと思いはじめ恐くなりもう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。


気が付くと、一番後ろの席の男性はいなくなっていました。
しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。
「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物でうしろの女の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、私のすぐ後ろで鼓膜が 破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。
私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。ここらが潮時だと思いました。
これ以上付き合いきれません。しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、それを確認してからその場から逃げる事にしました。


14: ベア 2021/07/29(木) 18:40:59.93 ID:3KOohwPW0

13 名前:これで最後だ 投稿日:2000/08/02(水) 07:11
「次は挽肉~挽肉です~」とアナウンスが流れました。
最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、夢から覚めようとしました。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)いつもはこう強く念じる事で成功します。
急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。今度は小人が私の膝に乗り変な機械みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)と目を固くつぶり一生懸命に念じました。
「 ウイーン 」という音がだんだんと大きくなってきて、顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。

なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。
私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、やっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと自分に言い聞かせました。

次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。
それから4年間が過ぎました。大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れバイトなんぞに勤しんでいました。


15: ベア 2021/07/29(木) 18:41:13.95 ID:3KOohwPW0

そしてある晩、急に始まったのです。 「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」あの場面からでした。私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人があの女の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました。。。。。。
今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)。。。。。。。。
「次は挽肉~挽肉です~」
いよいよやばくなってきました。「 ウイーン 」と近づいてきます。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時
「 また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?


それから、現在までまだあの夢は見ていませんが次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。。。。。。


122: ベア 2021/08/07(土) 11:38:16.93 ID:YRFkdr0g0

市民プール

誰も何も書いてないから他スレでも書いたけどかくね
小学2年か3年の頃だから9~10年前の話しな。
そんときは、両親が共働きだから学校終わりとか、長期休みなんかはばぁちゃん家に預けられてたのさ、まぁばぁちゃん家っつても同じ市内だしなんなら徒歩10分くらいなんだけど。
そんで、当時は近所の友達とその弟、俺の3人でよく遊んでたんだけど、夏休みなんかは、自転車で少し行ったところの田圃と工場、小さな市民プールがあるとこに行くんだ


123: ベア 2021/08/07(土) 11:40:34.23 ID:YRFkdr0g0

そんな場所ですることは何かっていうと、水路にザリガニなんかがいるからそいつらをとって遊んでたわけ。
餌はスルメなんかを持参したりその辺にいるカエルを潰して使ったりしてた、糸は俺も友達も釣りが好きだったんで特に困りはしなかった。
そんなこんなである暑~い夏の日、その日も俺らは水路まで行ってザリガニ取りをしてた、ある程度とって、持ってきた虫かご(透明なプラスチックのタイプな)がいっぱいになっちゃって、どうすっかなー、なんていってた。
あたりを見回すと、友達がいい物を見つけた、田圃が近いとこに住んでる人とか、米農家の人だと分かるかもしれないけど、田圃にはでっかい蛇口がついてるんだけど、そこには蛇口の前にコンクリで、四角い箱?というか一時的に水を貯めるようなとこがあったの、んで蛇口を捻ると水がいっぱい出てくる、俺たちはその辺に落ちてる植木鉢の欠片とか、レンガとか、石とかを上手いこと排水口?に押し込んで塞いで水が溜まるようにして、そこにザリガニを入れて遊んでたんだ


124: ベア 2021/08/07(土) 11:42:58.06 ID:YRFkdr0g0

しばらく遊んでたら、少し遠くにおっさんがたってるのに気付いた、当時はまだ目が良かったんで、そのおっさんのハゲ散らかった頭部とタンクトップに半ズボンていう服装がよく見えた、程よく田舎だからこんな格好した人はいたからあまり違和感はなかった。そのおっさんはじっとこっちを見てきてて、俺たちは何だろうと思ってた、そこで俺はこの田圃の持ち主で、水を使ってるから怒ってるんだ、と思った。
俺は友達に「あれ、ここの持ち主じゃね?ヤバいよ」と行った
友達は「そうだな」と何故か危機感がない
友達弟はやたらとビビってる
友達弟の反応に疑問を持ちながらも、おっさんもじっとこっちを見てるんで(この時点でなぜ怒鳴るなりしてこちらに来ないのか、おかしいと思うべきだった)
俺と友達で「謝りに行くべ」ってなった。ある程度歩いたところで俺はこのおっさんに違和感を感じた、さっきは遠くて表情まではよく見えなかったが、近づくにつれ見えるようになってきた、笑ってる。普通は怒って険しい顔なり般若の顔なりをすると思うのだが、笑ってるんだ、しかも、目を細めたニコニコした笑顔とかじゃなく、目を見開いて、口角を上げるニヤニヤとした笑顔。そこで俺は色々疑問が浮かんだ、このおっさんはなぜ笑っているのか、なぜ近づいてこなかったのか、そもそも、なんで表情も見えないような距離にいるおっさんを俺たちはこの田圃の持ち主だと思ったのか。


125: ベア 2021/08/07(土) 11:45:49.01 ID:YRFkdr0g0

そんなことを考えて少し速度を落とすがが、友達はどんどん歩いていく、俺が後ろを振り返ると友達弟はいまだにビビって、こっちの様子を伺ってる。俺は再び前を向き、友達のところに歩いていった、ある程度近づいていくと、さらにおっさんの奇妙なところがわかってくる、まずそのおっさんの服装が異様に汚い、遠くからだと白いタンクトップに見えたが近づくと前の方、喉の下あたりが、黄色というか茶色というかに変色してる、他にもところどころ黒かったり茶色かったりに変色してた、そして、そのおっさん、靴を履いていない、靴ぐらい俺らも暑いから足濡らすために脱いだりしたけど、それでも炎天下のアスファルト、濡れた状態でも裸足で歩けば暑すぎて歩けやしない、ましてや直立なんてできやしない、濡れた状態でもそれなのにこのおっさんは裸足でたってる、しかも靴を持っていない、この辺に民家は少し歩かないとないから、そこからだとしても、裸足で来るなんて正気の沙汰ではない。


126: ベア 2021/08/07(土) 11:47:12.27 ID:YRFkdr0g0

なんだこのおっさんと思いながら友達と一緒におっさんの前まで行ったんだけど、そのおっさんはとにかく臭かった、汗臭さとなんかうんこみたいな臭いがした、俺は顔をしかめた。友達が口を開く「おじさん、あそこの田圃の持ち主ですよね?水を使ってごめんなさい」友達がこれを言ってる間、おっさんはずっとニヤニヤしながら俺の事を見てきていた、友達が言い終わるとおじさんが口を開く、そのとき息が俺の鼻に直撃する、なんか魚の生臭さに、獣の臭いと、鉄みたいな匂いがした。


127: ベア 2021/08/07(土) 11:47:20.22 ID:YRFkdr0g0

そのままおっさんは「ウヒッ!ウヒャヒャヒャ!イヒャヒャヒャヒャー!!」みたいな感じで高い声で笑い始めた、訳が分からず俺たちパニック、「え?え?」とか言ってると、おっさんは手を大きく広げたかと思うと、俺の肩を掴んで顔を俺の顔に近づけた。俺は臭いのと怖いので声が出ず、動くことも出来なかった、顔を逸らして、おっさんの次の動きを待つだけの状態だった。その時、友達がそのおっさんを殴った、その友達は空手をやっていて、さらに勇気というかなんというかとにかく色々凄いやつだった、そのおっさんには多分大したダメージにもならなかったんだろうが、俺には効果てきめんだった、一瞬俺の肩を掴む手が緩んだのと同時に俺は一目散に逃げた。


128: ベア 2021/08/07(土) 11:48:24.26 ID:YRFkdr0g0

友達弟も俺と友達が逃げてくるのを見て走り出した、俺たちは何とか近くにある市民プールに駆け込んだ、受付のお姉さんは、泣きながらズボンを濡らした少年と、半泣きで震えている少年たちを見て驚いていた。ちなみにズボンを濡らした少年とは何を隠そうこの俺である。
そんなこんなでとにかく俺たちはお姉さんに声をかけられて、事の顛末を話した、そこで友達弟が意義を唱える、友達弟が言うには、俺たちがおっさんだと言っていたものは、友達弟から見たら、おっさんでもなんでもなく、黒い影の塊で、そんなものをおっさんといい、さらに近づいていく俺たちにビビったんだと。


129: ベア 2021/08/07(土) 11:50:35.13 ID:YRFkdr0g0

一連の話を聞いたお姉さんは、たまたま通りかかった、ガタイのいい職員の兄ちゃんにそのことを話した、その兄ちゃんは僕らに「それは怖かったな坊主、兄ちゃんがみてきてやる」的なことを言って出ていった、俺達はお姉さんに、「ここで休憩していくといいよ」と言われた、安心した俺たちは少し泣いた、その後俺はズボンとパンツを洗いたいのだが1人では怖いので友達と友達弟を連れてトイレに行って洗った、洗い終わって戻ると、お姉さんと兄ちゃんが話してた、兄ちゃん曰く、おっさんはもう居なかったし、影みたいなやつなんかも見なかった、俺たちが遊んでた場所を見つけたが、そこにも特に怪しいものはなかった、との事だった。ただ、兄ちゃんは俺が漏らした場所を乾きかけだったが見つけたらしく、その周囲には異臭がしたらしい(俺のお漏らしの臭いではない)、そしてその兄ちゃんは俺らの荷物と自転車を持ってきてくれた。


130: ベア 2021/08/07(土) 11:51:22.54 ID:YRFkdr0g0

その後はしばらく市民プールの待合室的なところで休憩して、まだ明るいうちに、ダッシュで帰った。これで終わり、それ以来その水路には行ってない、親やばぁちゃんにも話したけど信じて貰えなかったよ。


131: ベア 2021/08/07(土) 12:07:28.10 ID:6xKRatNE0

>>130
面白かった!ありがとう


132: ベア 2021/08/07(土) 12:50:23.15 ID:Y9NP7IuP0

>>130
ワイは「お尻にピーナッツを入れたら取れなくなった」を書いたスレ主だが一つの恐怖スレとしては高い完成度を感じる。少しユーモアを交えて書ければとてもいい物になると思う


145: ベア 2021/08/07(土) 20:44:36.33 ID:q2/JoK+U0

>>132
うをまじか、YouTubeの動画で見た事ある!!


187: ベア 2021/08/09(月) 11:34:16.06 ID:qUuf8qEQ0

金縛り

みんな金縛りネタに冷たいな!
じゃあ自分も金縛りネタ行ってみるか
夢ネタ含むかもしれない
(個人的には夢じゃないとは思ってるけど)

当時19歳で専門学校行ってた頃
長期連休利用して5歳上の新婚ホヤホヤの姉の家に泊まりでお邪魔してた
いつもは姉夫婦の隣の居間に客人用の布団ひいて寝てたんだけど
その日は旦那さんが夜勤でいなかったので姉が旦那さんの布団で私が姉の布団で、夜はいつも寝てる居間を襖挟んで背中向けて寝てた
明け方で外が明るくなってきた頃にふっと目が覚めた
目の前で姉がこっち向いてぐーすか寝てるのも見える
そんで自分の体が全く動かない事に気がついた声も出ない
そうこうしてるうちに居間の更に向こうのキッチンの先にある玄関の鍵をガチャンと開ける音とドアが開く音
キッチン通り居間を通りギシギシ人が歩いて近づいてくる
旦那さん帰って来たんだなと思ったし布団あけないと駄目だなとも思った
背中向けてる襖がすーって開いたのも分かったんだけど
その背後の人が自分の背中にぴったりくっついて腹に手を回してきた
はあ?って思ったし
姉の布団だったから旦那さんが嫁と間違えたと思った
耳元でハアハアって息遣いとうなじに当たる吐息が実に気持ち悪い
旦那さんだと思ってたんで
自分はマジでキレ気味にじたばたしようとしたけど全く動かん目の前では姉が寝てるし
明るくなってんだから見えてるだろ
嫁と妹間違えんなよ糞が!
いちゃつくのは構わんがふたりきりの時にしろと頭でぶち切れながら叫んでたら
ふっと体が軽くなり動けるようになった慌てて起きて後ろ振り向いたら襖は閉まったままで誰もいなかった
ついでに人が入る隙間すらなかった


191: ベア 2021/08/09(月) 17:52:15.96 ID:L4nKQAYL0

>>187
旦那か他の誰かの生霊という唱えてみる


192: ベア 2021/08/09(月) 18:29:25.42 ID:IZYAO++30

>>191
生霊かどうかよく分からない
ただ、今さら思い出すと姉の旦那さんは背が高いからくっついた体格は違ったように思う
怖いというか本当に気持ち悪い痴漢に遭ったような気分だった


419: ベア 2021/08/16(月) 22:58:56.47 ID:eUy7jUp60

曾祖母
これは今から9年前、私が中学1年の冬のことです。
当時は当然実家住みで、私と両親、弟、父方の祖父母、曾祖母(祖父の母)の7人で暮らしていました。
曾祖母は数年前から寝たきりになり、主に祖母が介護をしていました。
年齢はちょうど100歳になり、安倍首相(当時1回目の総理だった)から賞状が届いた年でした。
その日私は18時まで学校で部活があり、自転車で真っ暗な田舎道を一人で帰宅をしていました。
すると前から母が自転車でやってきて、曾祖母が亡くなったことを聞かされました。
母と自宅に帰ると、曾祖母は普段寝ていた介護用のベッドではなく、床に敷かれた布団で顔に布をかけられ横になっていました。


420: ベア 2021/08/16(月) 22:59:52.45 ID:eUy7jUp60

時は流れ、中学2年生の夏にまで話は進みます。
曾祖母が亡くなって2回目の夏です。
夏休みに入った私は日曜日以外は全て部活という中々ハードな生活をしていました。
その頃から頻繁に金縛りにかかるようになりました。

少し余談ですが、初めての金縛りは小学校の時でした。
その時はなにか見えたりしたわけではありませんが耳鳴りが酷く、とにかく怖くて朝起きてすぐPCで金縛りの原因等を検索しました。
そこからもちょこちょこ(今も)金縛りにかかるようになり、現在はかなり慣れていますが、中学2年の夏は今思い返してもかなり頻繁になていたように感じます。
まあ部活の疲れからだとも思いますが...。
余談終わり。


421: ベア 2021/08/16(月) 23:00:16.18 ID:eUy7jUp60

お盆の1週間ほど前からでしょうか。
この頃から深夜に必ず目が覚めるようになりました。
時間は決まってAM1:50~AM2:20の間だったと記憶しています。
時間も丑三つ時で少し怖かったので母に相談したりしましたが、特段気にはしていませんでした。
こんなことが続いているうちにお盆に入りました。

普段どおり2回の自室で寝ていると急に目が覚めました。
「またか...」
そう思いましたが、いつもと何かが違いました。
確かに電気は消して寝たはずなのに、部屋がめちゃくちゃ明るく照らされていました。
そしてその光は私の足元から発されているようです。
不思議に思いベッドから上半身を起こし足元を確認してみると、全身光り輝く曾祖母が正座で座っていました。
(文字にするとめっちゃシュールですねw)


422: ベア 2021/08/16(月) 23:00:34.77 ID:eUy7jUp60

          東
  +ーーーーーーーーーーーーーーーー+
  |          +ーーーー+ |
  |          |     | |
  |          |  机  | |
  |          |     | |
  |          +ーーーー+ |
  |                 |
北 |        +ーーーーー+  | 南
  |        |      |  |
  |        |      |  |
  |        | ベッド  |  |
  |        |      |  |
  |        |      |  |
  |        +ーーーーー+  |
  +ーーーーーーーーーーーーーーーー+
          西

(AAがガタガタですまん。ベッドと机は南側の壁に揃えて置いてある。)
私の部屋はこのようになっていて、頭を西に向けて寝ていました。
曾祖母は私の机の上に南の壁を向いて正座しており、生前よく来ていた赤いベストを羽織っているようでした。


423: ベア 2021/08/16(月) 23:00:59.81 ID:eUy7jUp60

身内の霊は怖くないと聞いたことがありましたがその通りで、その時は恐怖心よりも「なんで??」って気持ちの方が大きかったです。
枕元に部屋の電気のリモコンが置いてあるので、それを使い電気をつけると曾祖母は消えていました。
それ以来深夜に目を覚ますこともなくなり、曾祖母を見たのもこれが最後です。

話はこれで終わり、特に怖い話じゃなくて申し訳ないです。
とにかく眩しくて、なんなら黄金って言っても差し支えないほどに光っていたので、悪いものではないと思っています。
いったいどんな気持ちで出てきてくれたのか、なるべく多くの人に見てもらっていろいろな意見が聞ければいいなと思い書かせていただきました。
ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。


429: ベア 2021/08/17(火) 01:22:37.98 ID:2YNokXP20

>>423
>全て部活という中々ハードな生活をしていました

10代で体を酷使してると金縛りや夢を見やすいらしい
自分の見た夢に何か理由をつけたくなる気持ちはわからんでもないが・・・


433: ベア 2021/08/17(火) 02:00:36.08 ID:LU2+Mg2k0

>>429
夢ちゃうんやがなあ...


435: ベア 2021/08/17(火) 03:02:58.51 ID:SkoDQTQv0

>>433
夢じゃないと説明出来る何かがあるのかい



引用元: https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1627548828/

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